
「土質の正確な把握と柔軟な現場判断で工期通りに造成を完了できました。」土木部 小山 竜治さん
13社100人単位が関わる
ビッグプロジェクト。
山を切り開いて造成する現場は、元々炭坑が多かった地区。土質をボーリング調査した後に木を伐採し、調整池を作って小段排水をしながら土工事を行いました。
土質の状態を正確に判断し、必要であればモルタルで充填。永久アンカーを打ち込み、地滑りを抑える「土留め」の作業を行いました。また、土塊の崩れを防ぐため、法面保護と鉄筋挿入工の受圧板として吹付枠工を施しました。
今回は、13社100人単位が関わるビッグプロジェクト。業者・工程の調整が大変でしたが、臨機応変な現場判断・工程管理を徹底することで工期を遅らせることなく造成工事は完了しました。

「土質の正確な把握と柔軟な現場判断で工期通りに造成を完了できました。」土木部 小山 竜治さん
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【工事期間】
平成26年6月1日~平成28年3月31日
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【工事概要】
土工(掘削・盛土:300,000m³) 擁壁工(逆T擁壁:125m、ブロック積み:1,670m²) 調整池工(2ヶ所:逆T擁壁:280m) 法面工(モルタル吹付:1,000m²、種子吹付:30,000m²) 排水構造物(側溝他、集水桝:1式) 舗装工:6,200m² 給水管:1式
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強固な地盤までアンカーを打ち込み、崩落を防ぐ「土留め」。
調整池で流出雨水を湛水し流出量調整を行います。
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着手前(平成26年6月撮影)
施行中(平成26年9月撮影)
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施行中(平成27年3月撮影)
造成完了(平成28年4月撮影)