拾六町高架橋床版工外工事
本工事は、福岡都市高速5号線と西九州自動車道を結ぶ延長L=135.5mの床版工事です。福岡市西南部地域においては、交通施設等の都市基盤が整備されないまま都市化が進行したため、交通量の増加に伴い慢性的な交通混雑が発生するなど多くの交通問題が生じています。
福岡都市高速は、このような状況に対処するため、自動車交通の効率的な分散を図り、福岡市西南部地域の交通混雑の緩和を図るとともに、福岡都市圏の外郭を形成し、秩序ある都市の発展に寄与する目的で計画された延長L=16.2km、幅員20mの道路事業です。
床版工事では、資材を福岡都市高速で運搬し、型枠工事、鉄筋工事、コンクリート工事の順に施工を行ってきました。国道202号共用道路真上での施工であった為、工具落下・資材の飛散防止等、一般車両・歩行者への配慮を行い施工を進めてきました。福岡都市高速の開通日が平成23年2月26日と決定しており、工期厳守のなか協力業者、国交省の方々のご協力により工期内に無事故無災害で完成を迎えることができました。この経験を次の現場でも活かし日々精進したいと思います。
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工事名
福岡497号拾六町高架橋(亘線)床版工(P4-P7)外工事
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工事場所
春日市
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工期
平成22年6月2日~平成22年12月15日 〔当初〕
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工期
平成22年6月2日~平成23年1月27日 〔変更〕
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工事場所
福岡市
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現場代理人
篠塚 和明
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監理技術者
野元 秀徳
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工事概要
床版工 1式 型枠 1753m² 鉄筋 162t コンクリート 565m³
橋梁付属物工 1式 伸縮装置工 2箇所 鋼製排水溝 L=272.0m 地覆工 L=270.0m
配管配線工 L=510.0m 鋼橋足場等設置工 2015m²
排水構造物工 1式 側溝工 L=116.0m 防護柵工 L=8.0m 構造物撤去工 105m²