吉井地区外防災工事
本工事は、海岸線に沿って糸島市から唐津市へと抜ける一般国道202号における防災工事で、施工場所は、糸島市二丈吉井地区と鹿家地区の2箇所からなり、両工区とも玄海国定公園内に位置し、工事期間中は周辺環境、景観に十分配慮し工事を行いました。
吉井地区(38k700付近)では、急カーブで海側に突出した地形となっていることから海が時化たときには波が海岸護岸を超えて道路まで達するため、波返しコンクリート擁壁を作る「越波対策工事」を行いました。
二丈鹿家地区(39k700付近)では、既設擁壁に変状クラックが発生しており、進行すると道路の崩壊が生じる恐れがあることから修景緑化に配慮した環境保全型ブロック積擁壁を作る「護岸工事」を行いました。
工事期間中、国道を交通規制しての作業もあり、国道を利用された方々にはご迷惑をお掛けしましたが、工期内に無事故無災害で工事を完成することができました。
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工事名
吉井地区外防災工事
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工事場所
福岡県糸島市、福岡県粕屋郡篠栗町
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工期
平成24年9月5日~平成25年3月29日
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監理技術者
松吉 俊一
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現場代理人
松吉 俊一
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工事概要
【吉井地区】
・消波ブロック製作据付 N=600個、捨石工V=584m³、重力式擁壁 L=47.2m、波返工 L=47.2m
【二丈鹿家地区】
・環境保全型ブロック積 A=158.7m²
【篠栗地区】
・根固めブロック(袋詰玉石4t用) N=5袋