那珂川(那珂地区)松尾橋橋梁下部工工事(A1,P1)
この工事は、福岡市と佐賀県吉野ヶ里を結ぶ一般国道385号線の拡幅工事に伴う松尾橋の架け替え工事の一部で、新設の下部工を築造する工事でした。
施工場所は、平成21年(2009年)7月に発生した北部九州豪雨で、筑紫郡那珂川町を流れる那珂川(当該河川)が氾濫、多くの被害が発生した場所です。主に工事内容は那珂川の河川内を鋼矢板で締切り、橋台1基(A1)、橋脚1基(P1)を築造するものでした。
工事中は、大雨により施工場所の上流にある南畑ダムより放流があり、川が瞬く間に増水し締め切った矢板の中に水が流れ込み、水没するという大変な場所でしたが、事前に策を講じ大きな被害を防ぐことができました。また、建設業の人材不足が顕著な時期と重なり、職人、作業員の確保が非常に大変でした。
工事は、当初より工程が非常に厳しく、工期遅延が危惧されましたが、発注者以下、協力業者、近隣の皆様方のご協力により、工期内に無事完了し、無事故無災害で竣工することができました。
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工事名
那珂川(那珂地区)松尾橋橋梁下部工工事(A1,P1)
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工事場所
福岡県筑紫郡那珂川町
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工期
平成25年9月20日~平成26年3月27日
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現場代理人
小山 竜治
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監理技術者
小山 竜治
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現場職員
池田 建人
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工事概要
A1橋台工:1基、P1橋脚工:1基、護岸工:一式