本工事は、新宮町的野地区における新宮霊園の拡張に伴う造成工事です。拡張部の予定地までは狭隘道路になっており大型重機を搬入できず大変苦労しました。
現場は丘陵地で大部分が山林となっている為、伐採し土砂の掘削を行ってますが、ゲリラ豪雨等により地域住民の方が利用されている農業用水路等へ土砂・濁水が流出しないよう日頃から天候の確認を行い、施工に先立ち沈砂池、ろ過施設を設置し対策を講じました。また、既存霊園内を通り資機材の搬入出を行った為、参拝のお客様に配慮した搬入時間・搬入経路を計画し安全対策を行いました。
墓地の販売計画が決まっており設計変更も多く、非常に厳しい工期でしたが事業主の公益財団法人新宮霊園様のご指導の下、品質管理・工程管理・安全管理に努め、四季折々の花に囲まれた「永遠のふるさと」にふさわしい公園墓地の一部に携われたことに感謝し、発注者や協力業者、地域住民の方々の協力により工期内に無事故無災害で完成することができました。
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工事名
(仮称)新宮霊園拡張計画工事
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工期
平成29年11月1日~平成31年10月30日 〔当初〕
平成29年11月1日~令和2年3月15日 〔変更〕
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工事場所
福岡県糟屋郡新宮町大字的野字穴釜35番2外
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発注者
公益財団法人 新宮霊園
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請負者
アスミオ. 株式会社
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現場責任者
野元 秀徳
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工事概要
開発区域面積 A=70,844.0㎡
土工 1式 (切土 117,190㎥ 盛土121,346㎥ 法面整形工 15,634㎡) 調整池 3箇所
法面工 1式(種子吹付 19,700㎡ モルタル吹付 1,653㎡) ブロック積み 3,071㎡ L型擁壁 L=174m 逆T型擁壁 L=73.7m
排水構造物工 1式(U型側溝 L=43m、横断暗渠FK管 L=75m、溜桝 76箇所、集水桝 48箇所、1号マンホール工 9箇所 )
2号マンホール 8箇所 U-240 L=1,466.0m U-300 L=252.4m FS側溝300 L=187.0m FS側溝400 L=18.0m 波状管 L=2,530m )
道路 A=2,194㎡ 受水槽3.0*6.0*3.0 2基 設備・電気施設 1式 防護柵工 1式 地盤改良工 1式
本工事は箱崎の国立九州大学が西区の元岡地区に移転しその跡地の一部汚染された土壌の処理を行う工事です。
現在、箱崎キャンバス内の建物は随時、解体が行われており、解体が完了した箇所から汚染土壌の処理を行っています。
汚染土壌の処理にあたっては、土壌汚染対策法に則り順次厳格に処理を行っています。
今回の汚染土処理方法ですが、汚染成分により3種類に分けて処分します。一つは、愛媛の処分施設まで貨物船にて運搬し処分するもの、一つは、福岡県内のセメント工場にて熱処理するもの、一つは、九大敷地内に建設されている洗浄プラントにて洗浄処理するものにわけて行いました。
現地での汚染土の扱いですが、トラックに積込を行なう際、周辺に汚染土が散乱しないよう慎重に積込、積込時に機械のバッケットからこぼれた砂もきれいに回収できるよう作業ヤードにはブルーシートを張り回収処分しました。
汚染度の高い土壌については、大型土嚢の内側にポリエチレンの袋がついた2重の袋に詰め込み運搬処分を行いました。
普通の掘削作業とは違い大変神経を使います。
ですが、苦労した甲斐があり無事、事故もなく工事を完了する事ができました。
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工事名
九州大学(箱崎)旧理・工地区跡地(Ⅰ-F工区)汚染土壌処理等工事
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工事場所
福岡県福岡市東区箱崎6丁目10-1(九州大学構内)
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工期
平成31年2月4日~令和1年10月31日
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発注者
国立大学法人 九州大学
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現場代理人
中島 将
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監理技術者
瀬利 穣
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工事概要
仮設 1式
土留め仮締切工(鋼矢板)
土工 1式
汚染土処分 1式
汚染土処分総数量 1316㎥
構造物撤去 1式
コンクリート構造物撤去 1式
アスファルト舗装撤去 1式
計測工 1式
有害大気計測 1式
地下水分析 1式
「宗像市宗像終末処理場建設工事その25」の受注にあたり、着工後に増築工事の「その26」が追加になるということで着工してみると、2工事ともに解決すべき課題があり宗像市、日本下水道事業団(JS)担当官と協議を重ねました。「その25」については、建築、建築機械、建築電気の改修工事ですが着工して現地調査をし、その工事の進め方、機器の発注製作の協議に約5か月かかり、施工についても既存設備機能を維持させながら、更新その後撤去と手間のかかる作業手順をとり、管理棟の中に下水道課があるため「執務並行改修」という縛りの為、音の出る作業は土日祝日となりこれまた工期を要するようなことになり結果的に2回の工期延長をすることになりました。また、「その26」についてもホッパー機能を生かしながらの増築ですので回収ルートを別に確保して、増築部下部の大きな雨水管を付替えし、続けて増築部上空の既存RC庇を解体撤去してやっと本体着工になり、躯体完了後にまたRC庇を復元するという手間のかかるものでこちらも工期延長を1回行いましてやっと「その26」が完成しました。4月に入りましたら新型コロナと心配の種は尽きない現場となりましたが5月に入りラスト1か月になり、宗像市下水道課及びJS担当官のみなさんと協議をしながら無事故、無災害で両工事を完成できるようにと思っています。
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工事名
宗像市宗像終末処理場建設工事その25
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工事場所
宗像市田熊地内
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工期
2019.7.11~2020.6.10
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発注者
地方共同法人 日本下水道事業団
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設計・監理
地方共同法人 日本下水道事業団
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工事責任者
山崎 昌幸
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工事概要
RC造 地下4階、地上3階建て
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工事名
宗像市宗像終末処理場建設工事その26
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工事場所
宗像市田熊地内
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工期
2019.9.5~2020.3.31
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発注者
地方共同法人 日本下水道事業団
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設計・監理
地方共同法人 日本下水道事業団
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工事責任者
山崎 昌幸
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工事概要
RC造 地下4階、地上3階建て
今回、施工させていただいているのは東宝住宅㈱様のフリーディアシリーズの分譲マンションです。
東宝住宅㈱様の物件は、どちらかといえば都心部の物件が多いように思われますが、この物件は、早良区小田部に位置します。
周辺には公園や室見川があり、ショッピングストアも充実しております。それに加えて学区にも恵まれおすすめの物件になっています。
意匠設計に関しては、一般的に1社の設計事務所にて設計されることが多いのですが、東宝住宅㈱様は、設計事務所とデザイナーと協力してプランニングすることにより、クオリティーの高い建物になっております。エントランスもこだわりが集結しており、入居者はもちろんのこと、来客者までが楽しめる雰囲気になっております。
専用部分に関しては、最低限のルールはありますが、間取りなどの変更も可能です。ニーズに伴った空間を作ることもできることが、購入者の評価が高い証拠です。
すでに小田部1丁目の棟外モデルルームで販売されております。2021年7月の竣工を楽しみにしております。