本工事は、新設福岡高速6号線に落下物防止柵を設置する工事です。福岡高速6号線は、福岡高速1号線の香椎浜ランプ付近とアイランドシティを結ぶ高速道路で、福岡市東部地域の交通混雑の緩和および広域的な交通需要や港湾物流の増加、福岡市青果市場(ベジフルスタジアム)の開場などに伴う交通需要に的確に対応し、交通の円滑化を図ることを目的として整備された指定都市高速道路です。
当現場は、福岡高速6号線(約2.5㎞)区間内に高速道路から一般道路等への落下物を防止する為の防止柵を1.4㎞施工しました。工事においては、一般道上空の作業となるため作業中の資材・工具等の落下がないよう、常に落下防止対策を徹底し作業を行いました。
また、他種業者との輻輳作業となるため、綿密に打合せ・工程調整・連携を図り工事を進めていき、発注者及び協力業者の方々の協力により、工期内に無事故・無災害にて完成を迎えることが出来ました。
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工事名
第601工区(香椎浜~みなと香椎)高架橋落下物防止柵新設工事(その2)
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工事場所
福岡市 東区 香椎浜1丁目~福岡市 東区 みなと香椎1丁目 地内
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工期
令和2年4月16日~令和3年3月5日
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発注者
福岡北九州高速道路公社
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現場代理人
上田 俊也
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監理技術者
宗 淳二
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工事概要
落下物防止柵工 (H=2,000 ベースプレート取付) L=1,418.0m
落下物防止網工 (ステンレスワイヤーネット) L=63.380m
(亜鉛アルミ合金めっき鉄線) L=9.000m
本工事は、福岡市に隣接するベットタウン糟屋郡志免町において、既設アパート解体(コンクリート造5F建)、宅地造成工事を行ってきました。
現場周辺は、戸建て・マンション・中学校などが密集しており、近隣住民の方のご理解を頂くことが工事初めの鍵となりました。
工事に当たり、大型重機による解体時の騒音・振動・埃飛散が危惧されるため散水養生、防音シートによる騒音対策等、万全な対策を講じました。
時折り厳しい言葉を頂くこともありましたが、造成工事に移ってくると面白いもので近隣の方が興味を持ち始め、温かい言葉も頂くようになりました。
『きれいになって住み易くなるねー、ご苦労様!』プラスの言葉に変わってきたのです。人とのつながり、地域の協力無しでは工事は成り立たないと改めて感じました。
色々ありましたが、工事は無事故無災害で無事完了し竣工を迎える事が出来ました。これを教訓に次現場でも地域とのコミュニケーションを大事にし前進していきたいと思います。
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工事名
(仮称)JFOREST志免東宅地造成工事
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工事場所
福岡県糟屋郡志免町志免東4丁目地内
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工期
令和2年1月27日~令和2年11月25日
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発注者
JR九州住宅 株式会社
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現場責任者
網田 雄二、田中 勇樹
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工事概要
〔解体工事〕
・撤去工 アパート5F建 40戸(コンクリート造)
〔造成工事〕13宅地
・土工 掘削工 4,560㎥ 整地工 2,331㎡
・擁壁工 プレキャストL型擁壁
(H=1,600~3,250) L=150m
現場打擁壁 1式 重力式擁壁 1式
・雨水排水工 (VS側溝 300 L=151m 集水桝 1式)
・給水工 1式
・汚水工 1式
・付帯工 舗装 500㎡ 他
当工事は、福岡市動物園の30年計画の改修工事の一環でアジアゾウを来年4頭ミャンマーから迎え入れる施設として整備される工事です。
現場に来てみてその状況がわかってくるとゾウ舎系の工事の前のペンギン舎系の工事がかなり遅れていることや、園内の狭い範囲のなかで建築、土木及び造園工事で多くの工事が去年から発注があり、ペンギン舎系で5社、ゾウ舎系で5社、共同溝、造園系で4社それにミャンマー館の建築系で3社と出合丁場の最たるものとなっていてその調整、特に施工順序や動線の確保また搬入計画の調整が毎週の工程会議でたいへんです。
そんな中で当工事は、解説通路及び機械室を6月中旬にゾウ舎は、山留め工事や基礎工事にかなり難儀することが予想されますが工期が11月末と決まっていますので、4年前のセンターゾーンの経験を生かして公共工事という社会福祉に寄与する工事ということを自覚してまだまだコロナ禍は続きますが、市の監督員や設計監理者の皆さんと協力して無事故無災害で完成させたいと思っています。